共鳴

いつもきっかけは些細なことだ。お気に入りの、明るいとは言い難いブログを読んでいる時とか。

 

幼少期の実家での出来事がフラッシュバックする。気を張っていた。大人の感情の機微をいつでも拾えるように。感情の揺れに対して適切に対応できるように。だいたいは気配を消して黙っていれば事なきを得るが、その態度が相手の怒りに油を注ぐ結果になることもある。年を重ねる毎に対応がより上手になり、事なきを得る回数が増える。上手くやれていると思う。

 

幼少期に他人の感情の世話をしたことがある人間は、いつまで経っても他人の感情に敏感であると思う。似たような「お話」を自傷のように求める。私だけではない、と思う。